ステンレスシアーとストライカー
蔵前工房舎さんのステンレス(スチール)シアーとストライカーって、ちゃんとJASG(日本エアースポーツガン協会)の認定商品だったんですね。
てことは公式パーツですよこれ。
公式競技会でも胸張っていられます。
同じ蔵前工房舎さんのパーツであるロングトリガーガードは非公式だったんですが。
APS3カスタムのド定番と言われる、蔵前工房舎さんのステンレス製シアーとストライカーを買ってしまいました。
これを組み込むと、もう下手な箱出し限定モデルは超えてしまうという代物らしいんですよ。
具体的にどうなるかと言うと、トリガーのキレが良くなるパーツです。
ここだ、というタイミングで無理な力をかけず精密な射撃がしやすくなるというわけですね。
よく見ると形が純正と比べわずかに変わっているんですよ。
鋭いシルバーのほうがカスタムパーツ(ステンレス製)で、灰色のほうが純正パーツ(亜鉛ダイキャスト)です。
もう成形の時点でエッジの立ち方が違って鋭いんですよねステンレス製。
キレを良くするだけならシアーだけ変えればいいんですが、ストライカーが亜鉛のままだと硬度の違いでゴリゴリ削れて摩耗し次第に引き味が変わり、最後には暴発しやすくなるのでストライカーもステンレスで合わせるんですが、ストライカーがめっちゃたけえ…。(右の四角いパーツ1個でおよそ8000円)
とりあえず組み込んでいきます。
本体をばらして、
シアーAとBをグリスアップしながら組み込んで、
同様にグリスアップしながらストライカーもセットしつつ、
サイドカバーとグリップにマウントベースを戻して完成。
APS3は分解がしやすくて、丁寧にゆっくりやっても1時間前後でサッと終わるのがすごいですね。
えっ何この初速…。(0.20gで測定)
シアーとストライカー交換前と比べて上がっていますね。
これまで85前後だったのに…。
室温は23度。あつい!気温と湿度の影響を受ける構造をしているので、そのへんが関係してそう。
0.28gだと78前後でした。強い。出力まわりは一切いじっていません。
1年ずっと90で安定してくれるといろいろ楽なんですが。
肝心のトリガーのキレと重さなんですけど、ノーマルの亜鉛シアーとは比べ物にならないほどのキレと軽さ。
ここだ!と思ったタイミングで無理な力をかけずにスッと引けるように。
ブルズアイとシルエットはノーマルでも問題なかったけど、プレートだけはそうも行かず、キレを良くしたかったので仕上がりには満足なんですがパーツ代が高すぎてなかなかキツイですね…。
しかしながら、他にはない切れ味なのは間違いないでしょう。