LayLax ハイバレット BBローダー
最近業界でちょっと話題のコレ。APS参加者の視点での感想!
東京マルイ製のマガジンを模したデザインのローダーは嫌で材質もクリアのほうがいい!というマニア向けの商品…だと思ったんですけどそんな簡単には行きませんでした。
結論から言うと加工すれば使えるようになります。
箱出しのままではまともにAPS用では使い物にならないかも…。
リアルカウントでマガジンに弾を込めるゲーマーにも厳しいかな~っと。
以下の感想はすべて東京マルイ製のBBローダー2種との比較での感想です。
【良い点】
・マガジンを模したデザインではない。カラバリはクリアとスモークの2種ある。
・押し出すパーツのロックがしっかりしている。
【悪い点】
・給弾数が安定しない。1-2発ランダムで出る。
・動作がなめらかではない。重く引っかかる。
・給弾口付近がでこぼこしてて邪魔。
・140発は長めに練習する場合でもちょっと少ない。200以上は欲しかった。
【結論】
・このデザインが気に入った場合でもない限りはマルイ製ローダーが最適解。
ということで、この悪い点を改善できないかちょっといじってみました。
ばらして内部パーツを削ったりして動作の安定性向上を図ってみます。
もう内部の構造からしてマルイローダーの優秀さを思い知るんですよね~。
マルイ製は構造がシンプルかつ堅牢で組み立てが楽かつ丈夫。
弾を押し出す棒状のパーツと、給弾口付近で弾がこぼれ出ないように引っかかるパーツの2つ。丸い箇所をヤスリで削ります。
棒の先端は鋭利だったのでただの個人の趣味でやさしめの丸さに。同じく棒パーツのヒレみたいな部分は弾が引っかかりにくいよう面を減らすために鋭く。というかこのヒレは切り落としちゃってもいいかもしれません。
(【2020/02/13追記】邪魔なのでヒレ部分切り落として動作をなめらかにしました。切除おすすめです。)
最後の小さいパーツは弾への負荷を極限まで減らすため、ギリギリ弾が飛び出ない長さまで削りつつ、クリック感がぎりぎり残るところまで削ってみました。
最後に給弾口のOリングを排除。
ここで引っかかって1-2発ランダムに一気に出る時があったので、コレを取り除くだけで給弾が安定して1発ずつ入れられるようになりました。
これだけやって、やっとマルイコピーの中華ローダーよりやや使いにくい程度、まで行ったので本当にデザイン気に入った人向けですね。
単発補給が苦手な反面、一気に補給するやり方には向いているんだけどそれならなおさら140発しか入らないのはこの商品のメインターゲットであるゲーマー的には少なすぎるだろうし、ギミックの都合で耐久性に不安も残る。
ただ10/10/15発ずつの給弾しかしないAPSカップの観点からは「加工すればまぁつかえる」レベルにはなるので、デザインとギミックが気に入った方はアリかな~と。
ちなみに、一気に6発まで出るのでAPS3の無加工純正マガジンにピッタリワンプッシュで入り切ります。「万が一の一発」まで込みで6発入れきる人には丁度いいかも。
個人的にはデザインが気に入っている事と、赤羽のクラブマッチ+ブルズアイマッチのフルコースで参加する際には140発という球数は逆に丁度いいということで、慣れるまで使ってみようと思います。